若々しいカラダを骨や筋肉、関節といった運動器の障害で身体能力が低下した状態を 「ロコモティブシンドローム」といいます。その要因のひとつが、筋肉量が減少していく老化現象「サルコペニア」です。「フレイル」は風邪を引いただけでも重症になるような要介護一歩手前の身体的な「虚弱」状態を指すほか、精神・心理的問題や社会的問題など、広い範囲を含む概念です。
骨密度は更年期とともに減少が加速し、骨折の危険が増大します。運動習慣のない方は日常生活において転びやすく、些細なことでケガをしやすくなります。
高齢になってからの骨折は若い頃より治りが遅く、安静にしている期間に筋肉が衰えてしまいます。日頃から運動する習慣を身につけ、転倒による骨折の予防に努めましょう。
最近では、運動することで筋肉から「マイオカイン」という若返りホルモンと呼ばれる物質が出て、全身のさまざまな臓器に影響を与え、病気や老化の抑制にも関連することが分かってきました。認知症などの予防や治療にも効果があります。関節に負荷の少ない筋力トレーニングなどを行い、骨と筋肉をメンテナンスしていきましょう。
岩手県出身。岩手医科大学医学部卒業。日本医学放射線学会専門医。日本抗加齢（アンチエイジング）医学会認定医。みやた整形外科医院で内科を担当。医師として大学病院、一般病院、僻地の診療所でさまざまな医療を経験し、食の大切さの認識を高めるために「野菜ソムリエ上級プロ（最上位）」の資格を取得。健康・美容・食育などの領域に、解りやすい予防医学・アンチエイジング医学を応用。慢性疾患の治療の基本である「食事・運動」を楽しく継続するスマートエイジング俱楽部主宰。
手県出身。岩手医科大学医学部卒業。日本医学放射線学会専門医。日本抗加齢（アンチエイジング）医学会認定医。みやた整形外科医院で内科を担当。医師として大学病院、一般病院、僻地の診療所でさまざまな医療を経験し、食の大切さの認識を高めるために「野菜ソムリエ上級プロ（最上位）」の資格を取得。健康・美容・食育などの領域に、解りやすい予防医学・アンチエイジング医学を応用。慢性疾患の治療の基本である「食事・運動」を楽しく継続するスマートエイジング俱楽部主宰。
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