駒沢オリンピック公園のある場所は、元々ゴルフコースであり、昭和天皇が当時のイギリス皇太子と共にプレーをした場所でもあります。

東京オリンピックが1940年に開催されることが決まり、それに向けメインスタジアムの建設が計画されました。しかし、日中戦争の激化により、1940年に開催予定だった東京オリンピックは幻のものとなりました。その後、1964年に東京でオリンピックが開催されることが決定し、駒沢オリンピック公園が第２会場として利用されました。

駒沢オリンピック公園では、バレーボールやサッカーなどが行われ、「東洋の魔女」と呼ばれた女子バレーボールの活躍は、日本中が盛り上がるほどのものでした！

また、公園のシンボルである「オリンピック記念塔」は、体育館・中央広場と同じく芦原義信氏により設計されました。地下１階、地上１２階、高さ50mの塔で、１９６４年の東京オリンピックの際には、来場者の交通を管制する目的で使用されていました。

現在は、公園の電気・ガス・水道・通信の中枢である管制塔として活用されています。

「オリンピック記念塔」の前にある池の東側には、1964年の東京オリンピックで使用された聖火台がそのまま残っています。

公園を訪れた際には、外せないスポットです！

駒沢オリンピック公園の中には、１１カ所のスポーツ施設があります！

陸上競技場、補助競技場、第一球技場、第二球技場、硬式野球場、軟式野球場、テニスコート、体育館（休館中）、屋内球技場、弓道場と、様々なスポーツをする・みることができます！

その中でも陸上競技場は最も規模の大きい施設で、東京２０２０大会ではサッカーの練習会場になりました。

約20,000人が収容可能で、全国高校サッカー選手権大会など、トップレベルの試合が開催されています。

また、陸上競技場に個人利用が可能なトレーニングルーム（500円／２時間）もあり、団体利用や整備日以外であればトレーニングルーム利用者が陸上競技場のトラックを走ることもできます！

公園内には、スポーツ施設以外にもぷらっと来てスポーツができる場所が複数あります！

公園内の周回コースで、１周約2.14㎞のジョギングコースや、それと並行する形でサイクリングコースがあり、ランナーやサイクリストが訪れています。

また、ＳＳ（ストリートスポーツ）広場では、スケートボード等のストリートスポーツが、大階段下の広場ではバスケットボールを楽しむことができます。それ以外にも小さなお子さまの自転車練習に好適なチリリン広場・チリリンコースもあります！

公園内には様々な植物があり、四季折々の景観を楽しむことができます！

以下は駒沢オリンピック公園で楽しめるお花の見ごろ情報です。こんなにもたくさんの花が１年中楽しめます。

また、公園内には「ぶた」「うま」「りす」をモチーフにした遊具がある児童公園が３カ所あります！

大きなぶたの鼻の中が滑り台になっている遊具やうまのオブジェ、りすが大好きなどんぐりの飾りのついた山など、子供たちに大人気な場所です★

子供から大人まで、公園散策を楽しめるスポットがたくさんあります！

駒沢オリンピック公園の中心に位置する中央広場では、様々なフェスやイベントが開催されています。

例年スポーツの日に開催されている『スポーツの日記念事業』では、様々なスポーツ体験ができます！スポーツ以外のイベントも多数開催されており、『東京ラーメンフェスタ』では、毎年30近くの有名ラーメン店が出店し、多くのラーメン好きで賑わいます！その他にも、『クラフト餃子フェスTokyo』やコンサートやキャンドルイベントなどが楽しめる『駒沢ファンタジア』、毎月定期開催されている『フリーマーケット』も大人気で、多くの人が掘り出し物を探しに訪れます！

公園を訪れる際には、イベントの開催状況も事前に確認してみてください★

以上の記事でご紹介したものの他にも、駒沢オリンピック公園にはたくさんの見どころ・魅力があり、何度行っても楽しめる公園です！

以下のショート動画では、SPOPITAスタッフが、駒沢オリンピック公園のスポーツ施設について、楽しく紹介しています。こちらもぜひご覧ください！

都内には駒沢オリンピック公園以外にも、たくさんの魅力的な公園があります！

今後も魅力的な公園を皆さまにご紹介していきますので、お楽しみに♪