都営新宿線の浜町駅（A2出口）を出てすぐのところにある浜町公園は、隅田川の河岸に面している緑豊かな公園で木陰が多く、健康小道やデイキャンプ場、芝生広場などがあり、お散歩やピクニックにおすすめの公園です。

広い園内には、中央区立総合スポーツセンターや浜町運動場などのスポーツ施設があるほか、複合遊具や健康遊具がある遊具広場、夏場にはミストが出る水遊び場もあり、子供から大人まで、気持ち良くカラダを動かせます！

また、東京2020大会では、オリンピック聖火リレー点火セレモニー会場となり、入口付近に記念の銘板が設置されています。

同大会で3×3バスケットボールの公式練習会場となった、中央区立総合スポーツセンターの受付にも銘板が設置されているので、ぜひ立ち寄ってみてください！

浜町公園を背に、明治座通りを4～5分程歩くと、浜町川緑道（グリーンベルト）と交差します。

浜町川緑道は、かつての浜町川跡につくられた緑あふれる遊歩道で、“グリーンベルト”の名に相応しく、様々な木々が植えられていてお散歩や散策を楽しめます♪

勧進帳の弁慶像や散歩ガイドなども設置されているので、グリーンベルトを歩いてみるのもいいと思います！

甘酒横丁は、浜町川緑道から東京メトロ日比谷線の人形町駅（A1・A２出口）がある交差点（甘酒横丁）までの約400ｍの小さな商店街です。

情緒あふれる下町の散歩道ですが、現在は、新旧が織りなす絶妙なバランスが魅力です。

人形町の食べ歩きスポットとしても人気で、“飲む点滴”とも言われる栄養満点の健康ドリンク「甘酒」を飲めるお店や、伝統的な和菓子屋、焼鳥屋、お茶屋、カフェなど様々なお店が立ち並んでいるので、お散歩しながら食べ歩きもできちゃいます♪

甘酒横丁交差点で交差する「人形町通り」の商店街も、老舗の人形焼屋さんや飲食店など様々なお店が並んでいて、観光客も多く活気がある通りです。人形焼を食べながら歩くと江戸情緒を感じられます♪

人形町通りには、「からくり櫓（やぐら）時計」が設置されていて、毎日11時から19時まで1時間ごとに約2～3分のからくりが展開されています。

甘酒横丁を通り、甘酒横丁交差点を左折し、人形町通りを2～3分程進むと次の交差点（水天宮前）があり、目の前に「水天宮」が見えます。

水天宮は、安産や子宝、お子様の成長を願う神社として知られています。

境内には、安産に繋がる縁起物として「子宝いぬ」があり、安産やお子様の無事成長を祈りながら撫でると良いそうです。「戌の日」には、安産を願う妊婦さんとそのご家族が訪れ、境内はとても賑わいます。

水天宮は、東京メトロ半蔵門線の水天宮前駅（5番出口）から徒歩1分です。

水天宮前交差点を対角に渡って少し入ったところにある「茶ノ木神社」は、こぢんまりとした静かな佇まいの神社です。

社の周囲に茶の木が植え込まれ、芝と茶の緑が見事であったことが名の由来で、地元住民からは「お茶ノ木様」の愛称で親しまれているそうです。

布袋尊は、無病息災や商売繁盛などのご利益があるとされています。

茶ノ木神社から人形町駅方面へ進み、2つ目の交差点の歩道を渡り左折して少し歩くと、「小網神社」の案内板があるので、そこを右折し、すぐ左折すると社殿が見えます。茶ノ木神社からは5～6分程です。

1466年に創建された小網神社は、第二次世界大戦時には、都心にありながら奇跡的に空襲の被害にあわず、神社のお守りを持って出征した兵士が全員無事に生還したことから、「強運厄除の神さま」として知られています。

また、財運や金運にもご利益があると言われ、「東京銭洗い弁天」としても親しまれていて、全国から多くの人々が参拝に訪れています。

小網神社は、人形町駅（A２・A６出口）まで5分程ですが、水天宮前駅（8出口）までは7～8分程、茅場町駅（10出口）までも10分程で歩けます。

以上、浜町公園～小網神社まで、商店街や神社に立ち寄る時間にもよりますが、50～60分程のおすすめ散歩コースです！このエリアは、どこからでも駅が近くにあり便利なので、ぜひ一度、足を運んでみてください♪

以下の地図の赤い太線が今回歩いたコースです。ぜひ参考にしてみてください！

また、今回紹介した3つの神社を含む７つの神社を巡る「日本橋七福神巡り」もおすすめなので、来年の初詣に巡ってみてはいかがでしょうか！？

https://www.nihonbashi-shichifukujin.gr.jp/

過去にSPOPITAのXでも紹介しているので、ぜひご覧ください♪

https://twitter.com/SpopitaTweet/status/1610108697111404544