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競技紹介、ルール・専門用語等紹介

バドミントン

多彩なスマッシュや
緻密なフットワークが
見る者を惹きつける

バドミントン

バドミントンは英国で生まれた競技です。1893年には英国バドミントン協会が設立されてルールの統一が図られ、日本では1946年に日本バドミントン協会(NBA)が創設されました。

オリンピックでは1992年バルセロナ大会から正式採用され、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスが行われています。

競技ルールと用語

1人対1人、または2人対2人で、ラケットを使ってネット越しにシャトルを打ち合い、得点を競う。21点先取で1ゲームを獲得し、3ゲームのラリーポイント制で、2ゲーム先取した側の勝利となる。
種目は男女シングルス(1対1)とダブルス(2対2)、男女ペアで戦うミックスダブルスの5種目がある。

バドミントンが他のネットスポーツと決定的に違うのは、丸いボールではなくシャトルというまったく形の違うものを使うこと。シャトルは非常に軽く、少しの風によって飛行が変化し、温度、湿度、高度(気圧)の影響で飛距離が変わる。
ラケットで打った瞬間の初速は、あらゆる球技のなかで最も速いものの、空気抵抗を大きく受けるため、初速と相手コートに届くときの終速は著しく変わる。
強打されるスマッシュの初速は時速300kmを超えるため、手元に届いたときにもかなりのスピードが残っているが、ヘアピンと呼ばれるネットプレーやドロップショットでは瞬時に速度を失う。
そのシャトルの特性により、バドミントンはストロークの種類が多く、ラリーがスピードや変化に富んでいる。

バドミントン

ラケットの握り方や力の入れ方、角度のつけ方などにより、緩急の差に加え、さまざまな変化が生まれ、多彩なショットの打ち分けにつながる。この緩急がプレーの魅力で、選手にはパワー、スピード、コントロールが求められる。

シングルスは、相手を動かしてオープンスペースをつくり、そこを狙うと得点につながりやすくなるため、いかにオープンスペースをつくるかがポイントとなる。
ダブルスは、一人ひとりの実力に加え、2人のコンビネーションが大きく影響する。ローテーションといわれるが、攻撃、守備、再び攻撃と2人の陣形は状況に応じてめまぐるしく変化していく。
ミックスダブルスは、女子が男子の強打をどれだけレシーブできるか、男子はパートナーの女子をどれだけフォローできるかが勝利のカギを握る。

得点方法
シャトルを返せないと相手に1点が入る。試合は特に定めがなければ2ゲーム先取の3ゲームマッチで、各ゲーム21点を先取したほうが勝ち。
ただし、20点オールとなった場合は2点リードしたサイドがそのゲームの勝者となり、また、29点オールとなった場合は、30点目を得点したサイドが勝者となる。
用具
  • ラケット重量は約90g。
  • シャトル半球状のコルクに水鳥(ガチョウ)などの羽根を接着剤などで固定したもの。約5gと非常に軽い。

見どころ見どころ

一流選手は「ここに打ったらここに返ってくる」と、2手も3手も先を読んでプレーします。相手の動きを予測しあい、逆をつくプレーをしあう駆け引きもバドミントン観戦の面白さのひとつ。
ダブルスは、どんな球がきたときにどんなフォーメーションになっているのか、それがどう変化していくかを見るだけでも面白さがあります。シングルス以上のスピーディーな展開が見ものです。
ミックスダブルスでは、集中攻撃を受ける女子をパートナーの男子がいかにフォローできるかに注目しましょう。

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