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競技紹介、ルール・専門用語等紹介

BMX

息詰まるようなスピードレースから、
危険な技を繰り出すトリックまで、
アドレナリン全開!

BMX

BMXは「Bicycle Motocross」(バイシクルモトクロス)の略語で、モータースポーツのモトクロス(オートバイ競技)の影響を受けてアメリカで誕生しました。

1970年代にアメリカの子どもたちが、土や砂が細かく敷かれたダート路で20インチのクルーザーバイク(自転車)でモトクロスを真似たことが起源とされ、1981年に国際BMX連盟が発足。BMXは急速に成長し、オートバイ競技よりも知名度が上がり、1993年に国際自転車競技連合(UCI)に統合されました。

オリンピックでは2008年の北京大会からBMXレーシングが正式採用され、東京2020大会からフリースタイル・パークも加わりました。

種目紹介

専用バイクを使ってオフロードやスケートパークなどで行う競技で、ジャンプを繰り返してコースを駆け抜け、速さを競うレーシングと、トリックをいくつも行って技を競うフリースタイルがあります。
フリースタイルはパーク、バート、フラットランド、ストリート、ダートといった種目に細分化され、パーク競技のみがオリンピック種目として採用されました。

レーシング

最大8人が一斉にスタートし、大小さまざまな起伏がある400mほどのダートコースで順位を競います。

BMX

フリースタイル(パーク)

ジャンプやトリックなどの技の難易度、独創性、オリジナリティを制限時間内で競います。
BMXライダーのために設計されたパークにちなんで名付けられた競技で、スパイン、ウォール、ボックスジャンプなど、さまざまな障害物の上で一連のトリックを行います。

BMX

競技ルールと用語

レーシング

競技方法

8mの高所にある「スタートヒル」と呼ばれるゲートから、最大8人が斜度最大28度の坂を一斉に駆け下りる。最高時速約60kmに達した後、大きく起伏のあるコースで高々とジャンプを繰り返し、いくつかの傾斜のついたコーナー(バーム)を抜けて350~450mのコースを駆けてフィニッシュを目指すスリリングな競技。
高いジャンプからの落下や接触、転倒などの危険がつきまとうため、フルフェイスヘルメットやゴーグル、手袋、長袖のスーツなど、自転車競技のなかで最も多くの防具装備が必要となるが、それだけにレースは迫力満点。最年少クラスは5歳からで、年齢・能力別に細かくクラス分けされており、他の自転車競技への入り口になることも多い。

用具
  • BMXタイヤは20インチ。レーシングはスピードが重要であり、軽量化が進んでいて素材はカーボンが主流。

見どころ見どころ

最大8人のライダーが着順を競うBMXレーシングはゴールまで30〜60秒程度! 迫力満点のエキサイティングなレース展開から一時も目が離せません。

フリースタイル(パーク)

競技方法

曲面やスロープを複雑に組み合わせたスケートパークと呼ばれる専用施設で行われ、スパイン、ウォール、ボックスジャンプなどのさまざまな障害物の上で、1分間にトリック(ジャンプ、空中動作、回転などの技・テクニック)をいくつも行い、点数を競う。
ジャンプ中に縦回転のバックフリップ、横回転の360などに挑戦し、自転車だけを回転させるテールウィップやハンドルを回すバースピンなどを組み合わせ、高難度の技を連続的に繰り出していく。

審査方法

ジャッジの採点基準はトリックの難易度、完成度、高さ、独創性、流れ、コントロール、着地などを元に、トリックの組み合わせ「コンボ数」の多さを重視。難易度の高いトリックでもランディング時に転んでしまうと25%減など、細かく規定されている。

用具
  • BMXレーシング同様、タイヤは20インチ。フリースタイルは飛びながらの大技に使用するため強度が重視され、素材はすべて鉄でできている。見た目には大きな差がないものの、フリースタイルのBMXのほうがレーシングのBMXよりも2~3kg重い。

見どころ見どころ

縦回転のバックフリップ、車体を横に回転させるテールウィップなど、難易度の高い派手なトリックをミスなく、どれだけメイクできるかに注目です。

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